こんにちは。
昨日は立春でしたが、今朝は冷え込みましたね。
暖冬とはいえ、これから三寒四温を経ながら2ヶ月もすれば本格的な春になるかと思うと・・・早いような、でも待ちきれずじれったいような、ちょっと複雑な気持ちになります。
季節の変わり目、とくに冬から春にかけて特有の気分かもしれません。
さて、前回のブログでご紹介したラム酒に続いて、今回も手作り派に嬉しいチョコレートのご紹介です。
精製された白砂糖と産地の分からない小麦粉、添加物の摂取をなるべく最小限にしたいと思っているので、スイーツを食べるときは原材料の素性がわかるものを購入するか、手作りすることもあります。
そもそもチョコレート好きなので、チョコレートを使ったスイーツも作りますが、納得して使える製菓用のものがなかなか無いので、サバディのモディカ・チョコレートを使っていました・・・・さすがに美味しいんですが、コストが半端ないです(笑)。
そこで出会ったのがこちら。ViVANI オーガニック・ダーク・クッキングチョコレート(200g)
ViVANI(ヴィヴァーニ)はドイツ中西部ザウアーランド出身の管理栄養士の資格をもつ元パン職人アンドレアス・メイヤーが創業したチョコレート・メーカーです。
オーガニック&フェアトレードの企業で働いた経験があるアンドレアスは、1999年に家族経営の小さな老舗チョコレートファクトリーを引き継ぎ、2000年より持続可能な方法で栽培・取引されたカカオと砂糖のみを使って高品質なチョコレートを作り続けています。
このクッキングチョコレートにおいても、カカオ分70%以上のビターチョコレートを、乳化剤(大豆レシチン)を一切使わず、カカオマス、砂糖、カカオバターと必要最小限の素材でシンプルに仕上げています。
もちろん、全ての原材料はオーガニック、フェアトレードのもの。しかもカカオ・砂糖ともに児童労働に関与していない原材料を使用しています。
クッキング用として販売しているため、200gとたっぷりサイズなのにお値段がお手頃です。
画像は50gのチョコレート(サバディのモディカチョコレート)との比較ですが、比べてみるとよりわかるビックサイズっぷり(笑)。
クッキング用(製菓用)にはもちろん、そのまま食べても美味しいです。
パッケージもよくある素っ気ない製菓用チョコレートとは違って素敵ですよね。
しかもこちら、なんと100%エコパッケージです。
<100%エコパッケージ>
内側の包装には生分解性セルロースフィルム『NatureFlexTM』使用。これは、微生物によって水と二酸化炭素に分解されますので、埋めたり、ホームコンポストで再利用可能な資材です。
原料となる木材パルプの木材の成長過程では、大気中のCO2を光合成によって吸収しますので、CO2排出量の削減に繋がります。
また、外側の紙パッケージはFSC認証を得た紙を採用し、印刷には石油系インクを一切使っていません。
このフィルム、日本の会社のものなんですね。
人類の黎明期、約3,000年以上前のメソアメリカ(メキシコ南部と中央アメリカ北西部)で、オルメカ人がカカオの実から種を取り出し、潰して液状のものを飲んだのが起源だとされるチョコレート。
マヤ人、アステカ人へと受け継がれ、侵略したスペイン人の手によってヨーロッパに渡りました。
オルメカ人がカカオを食し始めた頃から今に至るまで変わらないことは、一部の限られた人の贅沢品だということです。そこには常に過酷な労働を強いられるたくさんの人々の姿があります。
私たちを幸せにしてくれるチョコレート、そしてお菓子作りが、誰かの犠牲のうえで成り立つものにならないために。
作る人、食べる人、そして地球環境まで、全方位ハッピーなお菓子作りを。
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