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チョコレートと相性抜群のお酒 カリブ海マルティニーク島からの極上ラム酒


チョコレートの美味しい季節に、カカオと相性抜群のラム酒のご紹介です。

カリブ海マルティニーク島で1845年から続く老舗蒸留所「ラムJ.M」

ラム酒にも色々ありますが、今回ご紹介するのは「アグリコール(農業的製法の)ラム」。原材料にしぼりたてのサトウキビジュースを100%使った極上のラムです。

日本も含めて世界で流通する8割以上を占めるのは「インダストリアル(工業的製法の)ラム」(「トラディショナル・ラム」と呼ぶことも)で、よく知られているマイヤーズラム、バカルディなどはこちらです。
この2つの違いは、主に原材料にあります。「インダストリアル(工業的製法の)ラム」は、サトウキビから砂糖を生成して残った「糖蜜」を原料にするのに対して、「アグリコール(農業的製法の)ラム」はサトウキビを絞ったジュースそのものを原材料としています。

糖蜜は言ってみれば砂糖を作った際にできる副産物ですから、値段は安く、大量生産が可能です。しかも個体で、かつ状態が安定していて扱いも楽。これを使えば、安定してたくさんの量を造ることができますし、そうなると比較的安価で販売できます。

これに対してサトウキビジュースは酸化しやすく、絞ったらすぐに醸造しなければなりません。また、嵩張るために輸送も大変です。
このため、サトウキビ畑の近くに醸造設備が無くてはならず、また、サトウキビの栽培から収穫、移動まで人手がかかるので、原材料にかかるコストは糖蜜よりも高くなります。
さらに、醸造・蒸留・熟成に至るまで、職人が行う手作りのものですので、それなりのお値段になりますが、その分、サトウキビの味わいを残した風味豊かな味わいのラム酒が出来上がります。

「インダストリアル・ラム」は主にコーラで割ったり、カクテルのベースに使ったり、製菓や料理の材料として使うのがメインになりますが、「アグリコール・ラム」は、アルマニャックやその他の良質な蒸留酒と同様にそのままストレートで、またはロックで、せいぜいライムやオレンジなどをお好みで絞ったりする程度で、とても美味しくいただけます。

ちなみに、ラムを使った有名なカクテル「モヒート」はキューバのもの。
マルティニーク島でのラムのポピュラーな楽しみ方は、グラスにシロップを入れて、ライムを軽く搾り、そのまま丸ごとライムを入れた上からホワイトラムを好みの量注いでマドラーで軽く潰す。その上から氷を入れてロックで楽しむ・・・「ティーパンチ」という飲みものです。

アグリコール・ラムは、今では日本を含む世界各国で作られていますが、19世紀後半にフランス領植民地で確立した製法で、その主要産地として有名なのが、カリブ海に浮かぶマルティニーク島です。

そのなかでも、1845年から続く老舗蒸留所「ラムJ.M」は、サトウキビ畑を自社敷地内に持っている数少ない生産者のひとつです。


畑は島の最北端にある活火山ペレ山の中腹、海を見下ろす眺めの良いベルヴュー地区にあり、火山灰土壌の畑です。
火山灰土壌、熱帯気候、(画像でも見えるように)雲が低く立ち込めることによる湿度、海から山へのシーブリーズによる大気の循環、斜面の水はけの良さがあり、最高のサトウキビ栽培の条件が揃っています。そして、サトウキビをゆっくりと生育させるため、収穫は年に1回のみ。

収穫から1時間以内に圧搾してサトウキビの新鮮な風味をもったジュースを得ます。


これを醸造した後に旧式の銅の蒸留機でゆっくりと蒸留します。その堂々たる旧式の蒸留機がこちら。

ラム酒のような「蒸留酒」にとって、この蒸留の加減は重要なポイントですが、通常のラムでは85%以上のところ、ラムJ.Mでは蒸留度合いを70%までに限定しています。生産性の面では悪くなりますが、ラムに繊細な風味や本来の味わいを残すことを優先するうえでは非常に大切なことです。


樽熟成においては、ラムJ.Mでは、8000樽以上もある熟成中のラムを毎年、年に1回すべてを開けて味わいをチェックし、具合を見て、同キュヴェの異なる樽同士でブレンドして味わいのバランスを整えています。

これは気の遠くなるような作業ですが、サトウキビの収穫年によって味が変化するアグリコールラムにとっては、品質を一定に保つためにとても重要な工程です。

最後に、蒸留酒は原酒を加水して仕上げるのですが、この水にはペレ山麓の湧水を使っています。富士山麓の湧水がとても美味しいように、火山性土壌で濾過された湧水は非常に上質な水で、この美味しい水を使うことによって、酒質の良さを更に生かし、ラムの味わいが澄んだものになります。

今回入荷したのは次の2つです。


樽熟成なしのホワイトラム
。ペレ山の湧水を使い、時間をかけてゆっくりと加水することでマルティニーク島のサトウキビの風味を最大限に生かしています。
旨味があり、ココナッツを想わせる風味が特徴。
アルコール度数は50度と高いのですが、豊かな風味があり、ロックや炭酸割りで楽しめます。
お好みでシロップやライムジュースを加えるのも美味(現地ではレモンよりもライムとのことです)。

チョコレートと合わせるなら、ビターなものが良いと思います。
色がつかないので、素材の色合いを生かしたいお菓子作りに最適。オレンジ、ココナッツとの相性は抜群に良く、これらをつかったチョコレート菓子に。
ドライフルーツを漬け込んでおいてお菓子作りに使うのもおすすめです。
また果実酒作りのベースにも!

ELÉVE SOUS BOIS GOLD RUM エレヴェ・スー・ボワ ゴールド・ラム

内側をローストしたバーボン樽にて12ヶ月熟成したゴールドラム。
ホワイトラムよりもコクがあり、バナナを想わせるリッチな風味があります。
チョコレートと幅広く相性が良いのはこちら!
お菓子作りで、ラム感をよりしっかり出したいときにはこちらがおすすめです。

いずれも、使い勝手の良いスタンダードなキュヴェです。
今回、輸入元様の特別オファーにより大変お買い得な価格で販売中です。

上質なラム酒は1本あると重宝しますよ!

是非この機会にお試しくださいね。

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