New Natural Wine Arrival ” from NZ ” !!!

待望のワイン、到着しました!!!

しかも、私の“心の故郷” ニュージーランドから、です。

その名は・・・・

『アタマイ・ヴィレッジ・ワインズ』!!

マオリ語でAtamai(アタマイ)はFairness(フェアネス)「公平」を意味する言葉。
そしてこのワインを醸すのは日本人である小山浩平(通称コウヘイ)さん、です!

何なんでしょう?このまとまり感・・・素敵過ぎる(笑)。

『アタマイ・ヴィレッジ』はNZ南島ネルソン郊外に、2006年に設立されたパーマカルチャー・エコ・ヴィレッジで、資源を循環させて自然と共生する暮らしを持続的に楽しく行うことを共通の目的とし、果樹園や牧場、農場などを共同運営する「村」です。
この「村」のなかで使用するものはオーガニックに限定し、電力は太陽光発電によるもの(電力会社からの購入はゼロだそうです)、雨水を濾過するシステムで飲料水もまかないます。 (NZはもともと雨水が綺麗なのでも有名ですけどね・・・。)
そこでの新規事業としてスタートしたのが「アタマイ・ヴィレッジ・ワインズ」で、ヴィンヤード運営とワイン造りをコウヘイさんが引き受けています。

畑はネルソン地区モツエカにあり、2004年に前所有者が植樹した約2ヘクタールを2014年にコウヘイさんが引き継ぎ、アタマイ・ヴィレッジとして管理しています。

ヴィレッジ内ではノン・ケミカルが基本ですから、当然のこと畑でも有機栽培が行われていて、葡萄の搾りかすや茎などはコンポストとして畑へ返されます。NZらしく、除葉や雑草の処理のために畑に羊が放牧されて、はむはむはむはむ・・・。そしてそのまま彼らの排泄物もエコで安全な肥料として畑に還元されていきます。

ああ・・・のどかな風景ですねぇ。
しかし、結構な急な斜面だな、と思ったら、やっぱりここはネルソン地域では最も急峻なことで知られた畑だそうです。作業が大変です・・・。


その作業は村民みんなで協力してするっていうんだから、収穫の際などの人材確保に苦労する(島国だし、大陸のように移ってくる季節労働者の数も限られているので)NZの他の造り手からすれば羨ましい話かも。 

醸造に関しても、シャルドネのジュースで発酵が始まったものを酒母として加えて発酵させるスタイルを採用しています。リースリングは発酵の後半に培養酵母を足したようです。(培養酵母もビオ・グロのオーガニック認証受けたものだとか・・・うーんでもそれってどこらへんがオーガニックなの?それはちょっと知識不足です。ゴメンナサイ。)ソーヴィニヨンに関しては一部を温度管理せずに酵母のしたいようにさせた樽もあるとのこと。(それぞれについては各ワインのところで詳しく書くとして)他は温度管理をきっちりやっているようですけど、まだ実験段階ながら、こういう取り組みをしてくれるところがとても嬉しいのです。

個人ではなく「事業」としての経営するワイナリー、しかもある程度の規模で(総生産量800c/s)醸造に関してナチュラルな試みをしてくれた、ということはとても大切なことですね。

ワイナリーの運営を任されたコウヘイさんにとって、今までNZで普通に行われてきた培養酵母を使わず温度管理しないことで醸造でコケて「ワイン、できませんでした」というのは、それが例えほんの一部のことだとしても、事業にとって損失には違いありません。でもそこを推して、ナチュラルな醸造を採用するというのは、とても勇気のいることで、そして「自然に醸す」ことへの強い信念がないとできないことですから・・・・。

コウヘイさんのことについて少し言えば、お母さまが山形の造り酒屋だったことから、お酒造りにはもとから興味があったとか・・・どんな蔵だったのか、是非聞いてみたいですね〜。(経歴についてとやかく言うのが余り好きでないので、詳しく知りたい方は後にあるリンクから見てくださいね。)

私がナチュラル・ワインで飲みたいNZのワインは、サトウ・ワインズとピラミッド・ヴァレー・ヴィンヤーズですが、それぞれアッパーなお値段ですし、そうそう飲めません〜(泣)。

アタマイ・ヴィレッジ・ワインズは ¥3,300(税抜)〜¥3,900(税抜)と、まだ手の届く価格帯!

まだまだ発展途上ではありますが、今後に期待したい、応援したいNZワインですね!!

今年が初リリースでどれも少量生産のため、入荷数もわずかとなっております。

気になる方は是非お早めにご連絡ください!!

ご注文、お問い合わせはこちらから→

ご配送:6本以上(混載OK)で送料無料でお送りします。ワインはアタマイワイン以外にもご用意していますので、お気軽にお問い合わせ下さい。気温によってはクール便を使います。その場合はクール代金として¥250(税別)が必要です。
*取り扱いワインについては過去のブログもご参考下さい。

ではでは各ワインについて詳しくご紹介します。

中央:アタマイ・ヴィレッジ・ソーヴィニヨン・ブラン2014 ¥3,300(税抜)
シャルドネで自然酵母によって発酵したワインを酒母として加えて、発酵をスタート。その後は温度管理したワインに、一切の温度管理せずに発酵させた通称Funky Batch(ファンキーな発酵槽)のワインを15%ブレンド。 澱引きしない状態でティスティングを繰り返し、ワインの状態と月の影響力を考慮して新月明けの8月27日に瓶詰め。Alc.12.3% 残糖 5-10g/l
*ごく少量入荷なので全部は飲めないなぁ・・・・という事で、これだけ飲んでみました。予想よりキレイめのクリアな味わいです。ただNZSBにありがちなパッションフルーツ感は控えめで、グレープフルーツを皮ごとギュッと絞った感じ。素直に美味しい!と思える爽やかな白ワインの味わいの奥に・・・・Funky Batch由来かな???少しだけ、こう・・・なんというか・・・ナチュラルワイン特有の割り切れない良い意味での「風味」があり、それが気になってついつい次の一口を飲んでしまう感じです。全体的には明るくて伸びやかな印象ですね。秋空にぴったり!スクリューキャップだし(I Love NZ♡)アウトドアにもいいですね。

右:アタマイ・ヴィレッジ・ピノ・グリ2014 ¥3,300(税抜)
ピノ・グリのブロック(区画)に1%-2%ほど植えられたピノ・ノワール、シャルドネ、ゲヴュルツトラミネールを一緒に収穫して醸造。つまり混植混醸で造られたワインです。
発酵の後、澱との接触時間を長めにとり、旨味を充分に引き出しました。
澱引きしない状態でティスティングを繰り返し、ワインの状態と月の影響力を考慮して新月明けの8月27日に瓶詰め。Alc.14.3% 残糖12g/l
*実は一番興味あるワインです。個人的に混植混醸のあの輪郭がぼんやりした柔らかい感じが好きなので、 どんな感じなのか??残糖が結構高いので、やや甘めと思いますが、食事に合わない感じではないと思います。日本人には親しみやすい甘さではないでしょうか。輸入元さんに聞けば、全体的にはネルソンらしい骨太なピノ・グリだけどゲヴュルツの華やかな風味が感じられるとのこと。うーん、飲んでみたい・・・・(笑)。

左:アタマイ・ヴィレッジ・リースリング2014 ¥3,900(税抜)
スキンコンタクト(破砕後の葡萄を搾った葡萄ジュースに浸して葡萄ジュースにその葡萄の皮や種からくる成分をより抽出する方法)の時間を最小にして、繊細な味わいに。
澱引きしない状態でティスティングを繰り返し、ワインの状態と月の影響力を考慮して新月明けの8月27日に瓶詰め。Alc.11.4% 残糖5g/l
*このなかでは一番きりっとしたシャープな辛口だと思います。上記にも書きましたが、途中から培養酵母を添加してます。(葡萄の糖度が低くて発酵が途中で止まりそうになった・・・のかな?) 天ぷら等の揚げ物に合いそうですね!

アタマイ・ヴィレッジ・ワインズについてはこちらをどうぞ→

最後に・・・。
パーマカルチャーを調べていたらわかったこと。
20世紀初頭、工業的農業の黎明期のアメリカで、アメリカの土壌学者F.H.キングという方が中国、日本、韓国を旅して綴った視察記『東アジア四千年の永続農業(農文協、 杉本俊朗訳)』にある「永続的な農業(パーマネント・アグリカルチャー)」から派生した言葉、思想なんですね。

まさに画一化の農業、工業的思想で植物を利用することで繁栄の道をどんどんと進もうとするその頃に、既に警鐘を鳴らしている人がいたというにも感銘を受けましたが、日本人含めて東アジアの農耕民族は、限られた土地のなかで永続的にその場所に住めるように、自然と共生して生きる方法をしっかりと確立していたんだよな〜。「昔が良かった」ばかりを言うつもりはないのですが、温故知新の気持ちを大切にしよう、と思いました。